あっという間でしたが
ボストンから帰ってきました。
ツイッターやフェイスブックのみで更新していたので
このダイアリーはずいぶんと放置してしまいました。
見にきてくれてありがとう。
本当に素晴らしい日々だったので
あんまり言葉が出ない気も...することもあり
新しい写真も、既に載せた写真も含め
色々交えながら写真日記としてここに残します。
ボストンの街は歩いているだけで幸せになったり
パワーが湧き出てくるような素敵な街だった。
すぐに【YUMEWO KATARE】オーナーのツヨシさんと合流し
ハーバードの近くにあるお店に行くことに
結論から書いてしまえば
お店は予定日だった9月8日にはオープンできなかったんだ。
この↑写真は【地球規模で考えろ】の店主やなさんの
地球規模ブログから拝借しちゃったけど、中はこんな感じでまだ工事中だった。
実際色んな人に話を聞いたけど、やっぱり日本みたいに
何もかもがスムーズに工事が進むことは滅多にないらしく
かなりの問題が起こるらしい。
(天井にはでっかく夢を語れの文字、そしてそれを見上げるヤナさん)
そんな状態でもみんなまったく怯む事はなく
【いや〜楽しみだね〜】【いや〜伝説を残したいね〜】
みたいな会話がずっとずっと続き
改めて彼らの持つプラスのエネルギーを実感し
僕もそれに触れて、かなり心がレベルアップしたような気がする。
お店のテーブルの設置や、荷物運びなどを少し手伝ったものの
それでも時間を持て余すわけで......
僕はとにかく自由に過ごした。
ボストンはシーフードで有名らしく
街で一番の老舗、ケネディもよく来ていたという店で
ロブスターやクラムチャウダーを食べたのだけど
全部美味すぎて意識が飛びそうになった。
今回、盗まれたり壊れたり、何があってもいいように
ハードケースの中に一番安いギターを入れて日本から持っていった。
このギターのエピソードは
当時中学生だった僕が居間でゴロゴロしていた時
父親が【夏のボーナス入ったからお前に2万円やるよ】とお金をくれたんだ。
僕は【ありがとう!(よっしゃ!ゲーム買おう!!)】と
その2万円を握りしめて家を飛び出した。
ゲーム屋さんに着くとなんとそのソフトは品切れ中。
トボトボと背中を丸めて歩いて帰る途中
楽器屋さんになぜかフラッと入り、ギターを見ていたら
【19980円!(税込み)これで君も今日からミュージシャン!】
というポップが書かれたギターを見つけてしまう。
なぜかそのまま勢いで買ってしまった。
【ヒストリー】というメーカー
今じゃヘッドに刻印されたエンブレムも剥げてしまっている。
ボストンで新たな【ヒストリーを刻む】にはピッタリだなと
半ば強引な理由をつけて持ってきた。
ギターを持って街を歩いているだけでなぜか
僕はここで活躍しているミュージシャン!みたいな
錯覚を自ら起こしては妄想し、楽しんでいた。
生活用に1ガロンの水と
日本では見た事ないレッドブルオールフリーをスーパーで買う。
財布にお金を入れていると
店員の黒人お姉ちゃんが、【重いから早く持ってよ...】
みたいなことを言ってた。ガム噛みながら。
楽しかった。
ボストンコモンという大きな公園の入り口で歌っていたら
1ドルもらった。
【日本に3ヶ月住んでたけど、彼女が神戸にいるんだぜ〜】
みたいなことをオッサンがずっと話してきた。
楽しかった
まったく意味ないけど、朝の地下鉄に目的なく乗るのが
楽しかった。
逆に夜遅くは......
人いなさすぎて
ビビった。
あと個人的に癒されたのは
ツヨシさんの子供2人と遊んだこと
【あしょぼ!】(あそぼう!)
2人ともめっちゃ可愛くて気絶しそうになった。
あと、気付いたんだけど
子育てしながらでも夢を追いかけることができるんだと知った。
彼の背中を見ていてそう感じた。
子供ができたら夢、諦める
結婚したら夢、諦める
30過ぎたら夢、諦める
そんな話が全部、バカバカしく思えた。
ちょっと長いね
分割します。
次は音楽の話を。
続く。